相手がHIV感染者の場合の性行為1回あたりの相対的な感染危険性
性行為の種類 |
相対的危険度 |
| 挿入側のフェラチオ |
1 |
| 受け側のフェラチオ |
2 |
| 挿入側の膣性交 |
10 |
| 受け側の膣性交 |
20 |
| 挿入側の肛門性交 |
13 |
| 受け側の肛門性交 |
100 |
| コンドームの使用あり |
1 |
| コンドームの使用なし |
20 |
この表は性行為とコンドームに関する個人の選択の影響を比較するのに役立つようにHIV感染の相対リスクを数量化したものである。
例)肛門性交の受け側でコンドームを使用しなかった場合、危険度は100×20=2000倍になる。
『HIV検査について−HIV感染リスクを伝えて検査を勧める医療者のためのガイドブックVer.2』(発行:中四国エイズセンター、2004年11月)より
出典:
MMWR 2003:52(No.RR-12)
性行為による感染
エイズは、アメリカの15歳から24歳の年令層で死因の第六位となっています。全米の中学3年生から高校3年生の約1.5万人を無作為に抽出して、性体験の状況を調査した結果が記載されています。米国人の数値が日本人に当てはめられるかどうかは判りませんが、性的接触1回当りのHIVの感染率は
0.67%程度だそうです。これを知って「思ったより低いなあー」との印象を受け、少し安心したかも知れません。
しかし、その相手がHIV以外に性感染症を起こす病原体に感染していて性器に潰瘍があると1回の行為でも感染効率は4倍ほど(おおよそ
3%程度まで)高くなるのですから安心など決して出来ません。
3%前後の感染率とは、33回の行為でエイズになる可能性を示しています。相手が過去に3人とだけしか行為をしてないとしても、HIVに既に感染していると考えるべきです。
| |
感染確率 |
感染者の割合 |
| 輸血・血液製剤 |
40〜90% |
3〜5% |
| 母子感染 |
30% |
5〜10% |
| 性行為 |
0.1〜1% |
70〜80% |
| 注射による感染 |
0.5〜1% |
5〜10% |
| 医療従事者 |
0.5%以下 |
0.01%以下 |
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