猫エイズとは何ですか?
猫エイズの症状
ステージ1とは、感染後の急性期で、感染後、急激にウイルスが増殖活動を活発に始め、本猫の免疫が失われる時期です。
そして、過去に何らかのウイルスに感染している場合は、免疫が失われる、すなわち抗体価が下がる事によって、その症状がぶり返します。
つまり、過去にヘルペスウイルスやカリシウイルス等に感染して保菌猫になっていた場合その症状がぶり返すという事ですね(普段は抗体価が維持され封じ込めているのです)。
何の抗体も持たない生後間もない何のウイルスからも暴露を受けていないような猫ではこの時期にすでに末期の症状が見られます。
このステージ1である急性期はステージ4である、猫エイズの状態(発病)よりもウイルスが上昇し、免疫力が失われる時期ではありますが、大抵の場合大人猫であれば充分乗り切る事が出来ます。
そして、この時期は、風邪を引いたとか目脂が出るとか、食欲不振であるとか、微熱程度の熱があるとか、その程度の症状しか出ないはずです。
この時期にたまたま検査を受けた所、抗体反応が出た場合、獣医師さんも飼い主さんも大騒ぎになりがちですが、この時期に絶対過剰医療は禁物です。
本来は一生懸命身体の中で抗体を作っている所なのです。
安静に過ごさせてあげる事が一番です。
大抵の場合(特に大人猫は)、猫は自力でステージ2へと進行するだけの力は持っています。
そしてこの急性期は長くともまず6ヵ月以内に治まります。
それから何年にも及ぶステージ2が始まり(ステージ2/無症状の潜伏期)、ステージ3は口内炎が出来やすくなる長期の時期(ステージ3/後天性免疫不全症関連症候群)、猫の寿命を考えればステージ4が始まるまでには老衰も始まっている、という事になるのですね。
(ステージ4/猫エイズの状態(ここで初めて「猫後天性免疫不全症候群(猫エイズ)」という病名に変わります。)だから生きている間に発病する事は殆どないのです。
猫エイズウイルスの特徴
猫免疫不全ウイルスは人免疫不全ウイルスと違って、こんな特徴があります。
「すでに何らかのウイルスの抗体を僅かでも持っている猫が、猫免疫不全ウイルスに罹患した場合、何故か各々のステージに通常よりも長く留まる」。
そして「多種のウイルスを持っていれば持っているほど、ステージは長い」と考えらます。
猫免疫不全ウイルスと上手に付き合うにはここが重要なポイントです。
通常、大人の猫の場合各種ウイルスにすでに感染している可能性が殆どです。
そして即死しない事からまず発病しないと考えて良いほどの病気なのですね。
ただし、猫免疫不全ウイルスに感染した猫が一番気をつけなければならないのは、猫免疫不全ウイルス感染後に「ヘルペス」に感染するのを避けなくてはなりません。
何故なら各ステージに留まる期間が短縮されるからです。
不妊手術は出来るだけ安全な時期に入ってから初め(厳密に言えばステージ2の初め)に受ける方が良いとも思います。
(FIPVの場合は、麻酔で進行を早めたり発症したりしますが、猫免疫不全ウイルス感染症は安全な時期に入ってからならまず大丈夫です)
【今すぐチェック!】 エイズかも?と思ったら ◆性病検査 STDチェッカー◆