妊婦の感染確率はどれくらいですか?
アメリカのある州の妊婦検診のデータから、分娩前にエイズを起こすヒト免疫不全ウイルス(以下HIVと略称する)に感染している妊婦の割合を調べました。
1993年の数値では調べた68%の妊婦がHIV陽性でしたが、その3年後の1996年に調査した妊婦の81%がHIV陽性にまで上昇していました。
この内当該妊娠前からHIVが陽性と判明していた妊婦は実に52%であり、当該妊娠中にHIVが陽性と判明した妊婦は48%であったそうです。
私には一寸信じがたいのですが、なんと恐ろしい数値ではありませんか。
分娩前にHIV感染が判明した母体と新生児が約1000組も見つけられたので、エイズの治療薬として有効な抗レトロウイルス剤であるAZTの投与をエイズの発症を予防する目的のカウンセリングをした結果、AZTの投与を受けた割合は1993年には27%でしかなかったのが、1996年では85%にまで上昇しました。
AZTの投与を受けなかった妊婦の大部分は、妊婦検診を定期的に受けなかった妊婦であったそうです
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