HIV感染すると必ず発病しますか?
IVにさらされたからといって必ず感染するわけではありませんし、長年にわたって何度もHIVにさらされながら感染しない人もいます。
また、感染して10年以上たっても発病しない人もたくさんいます。病気の進行に大きな個人差がある理由はまだ解明されていませんが、さまざまな遺伝的要因が感染の起こりやすさやエイズへの進行に影響していることは確かなようです。
HIVに感染した人が薬物治療を受けないと、感染後の最初の数年間は毎年1〜2%がエイズを発症し、その後は毎年およそ5%の割合で発症します。HIV感染から10〜11年以内に、治療を受けなかった人の半数がエイズを発症し、最終的には未治療者の95%以上がエイズを発症します。15年以上元気に過ごしている感染者もわずかにいますが、それ以外は全員がいずれ発症します。
エイズ流行の初期には、多くのエイズ患者が、感染による最初の入院後から生活の質の急激な低下を経験しました。病院で余命の大半を過ごし、エイズを発症してから2年以内に死亡するのが常でした。
それに比べて、現在は治療法の進歩により、エイズはより安定し、管理可能な病気となりました。エイズにかかっても何年も生きて、生産的かつ活動的な生活を送れるようになりました。
その一方で、さまざまな感染による病気、治療薬にかかる費用や副作用に悩まされ、生活の質が落ちることもあります。
治療薬が体に合わない人や、欠かさずに服用できない人の場合、病気は自然の経過をたどります。
治癒はまだ可能となってはいませんが、治癒に向けての研究は精力的に続けられています。
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