空気に触れたらHIVはすぐ死にますか?
エイズは空気に触れた瞬間に死ぬ訳ではありませんが、血液がカラカラに乾いた状態だと感染力は失われています。
エイズは乾燥に弱いと言われていますが、血液や精液、膣分泌液など、エイズを含む体液が身体の外に出て、空気に触れた瞬間に死ぬ、つまり感染力を失うという訳ではありません。
厳密に言えば、その時の体液の量やそこに含まれるウイルス量、部屋の温度、湿度、どういう状態で体外に出て、どういう状態で、どのぐらいの時間保存されたか、また体外に出た体液がどこにどういう状態で付着したか、あるいは付着しなかったかなど、さまざまな要因が絡んできますので、一概に「何秒たったから感染力を失う」とは言えません。
実際、感染者の血液を大量に浴びて、長時間それを放置しておいたことによって感染した例が報告されています。
しかし、エイズは人間の血液、しかも主にリンパ球の中でしか生きられない、どちらかと言えば感染力の弱いウイルスですから、ウイルスにとってかなりいい条件がそろわないと感染は成立しません。感染が成立するにはある程度まとまった量のウイルスも必要です。
また、空気感染や飛沫感染、食べ物を介しての感染などはないということもわかっています。
さて、乾燥についてですが、HIVを含む血液でもカラカラに乾いた状態ですと、血液の中のリンパ球自体も破壊されていますので、その中でしか生きられないウイルスも、当然感染力を失っていると言えます。
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