アフリカのODA使途視察 「国際協力理解深めたい」 福岡雙葉高2年・近藤さん
外務省が公募した、政府開発援助(ODA)の使途を視察する「ODA民間モニター」に、福岡雙葉高2年の近藤那子(なこ)さん(16)=福岡市南区=が選ばれた。16日に、アフリカ・タンザニアに出発する予定で、近藤さんは「ODAを現地の人がどう感じているのか知り、国際協力への理解を深めたい」と意気込んでいる。
ODA民間モニターは、実態が見えにくいODAの事業を視察し、その感想を外務省や周囲に報告する制度で、同省が毎年実施。昨年から高校生も参加可能になった。
近藤さんは、中学生の夏休みに米国や英国に短期留学した際、世界各国の留学生と交流。アフリカの留学生が「警察が機能していない」「生活格差が大きい」と話していたのが印象に残り、途上国に興味を持った。
また、3月には米国で開かれた「高校生サミット」に参加し、飢餓について討論した際、「援助をもらっても国民には届いていない」という途上国の意見を聞き、さらに関心を高めた。
学校の掲示板で、外務省の募集を知り、5月に応募した。1795人の応募の中から、作文や志望動機などの選考の結果、66人が選ばれ、うち近藤さんを含めた8人が高校生という。
現地では、孤児教育センターやエイズ対策施設など8カ所を視察する。将来、世界中の人の役に立つ仕事がしたいという近藤さんは「ODAがどういうルートで施設に渡っているのか知りたい。また、現地で国際協力活動をする日本人にも話を聞いて、将来を考えるきっかけにしたい」と話している。23日に帰国予定で、同高の文化祭や部活動で視察の報告会を開くという。
引用:西日本新聞
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