シャーリーズ・セロン国連平和大使に就任
「南アフリカという国に生まれ育った立場から見て、女性や子どもたちへの暴力がなくならないばかりか、状況が悪化していることは明らかです」と、故郷の南アフリカがアパルトヘイト撤廃後も平和とは程遠いことを主張。「(国連という)素晴らしい組織と協力し合うことで、ラテン・アメリカやアジアの国々の問題についても理解することができると期待しています」と語った。
セロンは1999年に、ケープタウン・レイプ危機センターで人権活動に目覚めた。当時、南アフリカでは26秒に1人という頻度、女性3人に1人という確率で強かんが横行していたという。その後、「シャーリーズ・セロン・アフリカ・アウトリーチ・プロジェクト」を設立、HIV/エイズに苦しむ子どもたちや家族への援助を行ってきた。
女優としても、「どんな役柄であろうと、いつも社会的な問題を映し出す作品に出演してきた」と語るセロン。「何か自分にとって嫌なことがあったときには、声を上げて主張するようにしています。それが自分自身への責任。たとえ平和大使になることがなくても、この責任を果たし続けていくつもりです」とき然とした態度を見せた。
記者たちに対しても、「任命された理由が、ファッションではないことを願います」と冗談を交えながら、「私が平和大使としての活動を行う際には、ジャーナリストの皆さんのサポートと声により、多くの人々にメッセージが伝わるよう期待しています」と力強く呼びかけた。
国連の平和大使は、過去に俳優のマイケル・ダグラスやジョージ・クルーニー、チェリストのヨーヨー・マ、日本人ではヴァイオリニストの五嶋みどりらが任命されている。
引用:VARIETY
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