HIV:女性殺害、売春で他人にも被害「耐えられない」
雲南省のインターネットメディア、雲南網によると、同省金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県で9月23日、交際していた女性を殺害して自らも自殺を図った男性の動機が、HIV感染にあったことが16日までに分かった。女性はふたりの生活のために売春をしており、男性は他人に感染を広めることに耐えられなくなったという。
男性は45歳で上海市出身。女性はベトナム出身で20代だった。ふたりは2004年に知り合い、しばらくして一緒に生活するようになった。共に職がなく生活に困っていたが、2008年年初に上海市内の企業が採用を内定。ところが事前の血液検査でふたりともHIVに感染していることが分かった。
就職はできずに、ふたりは雲南省に住むことになった。生活のため、女性はダンスホールの接客員として働くことになったが、実際には売春で金を稼いでいた。男性は、同居していた女性以外には、HIV感染の原因に心当たりがなく、女性がさらに多くの感染者を出すことに耐えられなくなり、ふたりとも死ねばよいと考えるようになったという。
男性は、女性が働いていたダンスホールに行き、匕首(あいくち)で女性を刺した。さらにその場で自分の左手と胸を刺したが、意識を失っていた男性を駆けつけた警察官が背負って病院に急行したところ、命をとりとめた。男性が残していた遺書と、回復してからの供述で、犯行と自殺未遂までの経緯が分かった。
犯行直後、床と男性の体は血だらけで、HIV感染を知らずに救命活動を行った警察官も感染の恐れがあるという。警察官らの手は血まみれになったが、うちひとりは作業中に右手の親指に傷を負ったという。
第1回の検査では関係した警察官の血液反応はすべて陰性だったが、HIVは感染していても一定期間を経ないと陽性反応が出ないことがあるので、今後数カ月は抗HIVウイルス剤を服用しながら、毎月1回検査を行う。
金平県は、警察官にHIVの知識教育を行い、防護のための手袋とマスクを支給することを決めた。
引用:サーチナ
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