新規エイズ患者、四半期で過去最多
2010年8月14日
厚生労働省によりますと、今年3月末からの3か月間で、新規のHIV感染者の数は263人と前年の同じ時期を3人下回りました。しかし、HIVに感染し、エイズを発症した新規の患者数は129人と過去最多となりました。
また、分娩時の出血など適切な感染防止措置がとられれば、ほぼ感染が防げるとされる母子感染が4年ぶりに報告されました。
一方、自治体などが実施するHIV抗体検査や保健所への相談件数は減少傾向が続いていて、厚労省は、「検査をより受けやすくするなど、エイズ発症前に感染を発見するための対策を進めたい」としています。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20100813/20100813-00000061-jnn-soci.html
HIV「陽性」と誤通知=保健所、別人の結果と取り違え―名古屋
2010年8月 6日
名古屋市内の保健所がHIV(エイズウイルス)検査を受けた男性1人に対し、感染の疑いがある陽性反応が出た別人の検査結果を誤って通知していたことが 23日、分かった。男性は感染の可能性がない「陰性」だった。同市は男性が匿名で検査を受け連絡方法がないとしている。男性は22日に通知を受けており、心当たりがある人は市に連絡するよう呼び掛けた。
名古屋市健康福祉局によると、保健所職員が22日、男性に検査結果を通知した際、男性の受け付け番号「1076」と陽性反応が出た別の受検者の番号「1070」の書類を見間違え、誤って男性に通知したという。
職員は男性が保健所を後にした直後、間違いに気付き、男性を捜したが見つからなかったという。一方、実際に陽性だった受検者には正しく結果を通知したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100723-00000108-jij-soci
HIV感染リスクを減らすゼリー薬の効果を確認
2010年8月 4日
南アフリカの研究者チームが、女性が性行の前後にエイズ治療薬が含まれたゼリーを使うことでHIV(エイズウイルス)感染率を39%減少させ、さらにHIV感染率を高める要因となる性器ヘルペスの感染も51%低下させることを発見した。エイズだけでなく、ほかの性感染症に対しても画期的な予防策になる可能性がある。
エイズがまん延するアフリカで、感染の危機にさらされている女性が主導するHIV感染予防策の効果が証明されたのは今回が初めて。ゼリーは無色透明で臭いもなく、被験者の女性の約3分の1が、パートナーも使用に気づかなかったようだと答えている。
今回の調査の背後には、増え続けるエイズ治療支援金に対し援助国の間で高まりつつある批判と、人とウィルスとの接触を回避する新たな予防法の開発が急務とされている事情がある。
調査を実施したチームは、南アフリカでエイズの調査を進めている研究者夫妻らが中心。調査結果はオーストリアの首都ウィーンで開かれた国際エイズ会議で 20日に発表され、米科学誌サイエンス電子版にも掲載される。チームのひとりであるサリム・アブドル・カリム氏は、今回はゼリーの効果を示す最初の実験であり、確認の調査を実施して結果を見極めたいとしている。
調査は無作為に抽出した南アフリカの女性889人を2つのグループに分け、一方にゼリー、もう一方に偽薬を投与する形で1~2年半にわたって実施された。その結果、ゼリーを使うグループが感染する危険性は、偽薬を使用したグループに比べて1年後には50%、2年半後には39%減少した。
時間が経つとともに効果が薄れた一因として、女性のゼリー使用頻度が減った可能性が指摘されている。研究者チームよると、ゼリーを常用した被験者の方が感染率は低く(約54%減)、時間が経っても効果の減少はみられなかったという。
ゼリーには抗レトロウイルス薬テノフォビルが含まれており、研究者チームは今後10年で南アフリカでは50万人の感染予防効果が期待できるとしている。ゼリーはカリフォルニア州に拠点を置くギリアドサイエンシズ社が無償で提供。同社はこの製品を米国で「ビリアード」という名称で販売している。
国連の推計によると、南アフリカはHIVの感染率が世界で最も高い水準にあり、07年時点で15~49歳の18.1%がHIV感染者だという。さらに成人感染者の6割が女性だ。
ゼリーの使用が胎児にどのような影響を及ぼすのかを懸念する声もあり、研究員らも調査を実施する意向だという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100721-00000003-wsj-int
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